プルトニウム２３８、２３９、２４０の検出に憂える

東京電力・２８日の発表によると、第１原発の敷地内の土壌から

３種類の放射性プルトニウムが検出されたとあった。


プルトニウムはアルファ線を放出するため、

体内、特に肺に蓄積されると強い発癌性を示すことまでは報道されない。


言葉にするのもおぞましい原子爆弾は、

ウランやプルトニウムなどの原子核が起こす

核分裂反応によって爆発させる核兵器である。


原子爆弾は、高温の熱線と強い爆風だけでなく、

強い放射線を放出し、

原爆症と呼ばれる放射線障害や

白血病や癌などの病気を被ばく者に引き起こしている。


その影響が現在も続いていることは

広島、長崎を見ればわかることである。


「濃度は人体の土壌中と同レベルで、人体に影響はない」と

事実を隠ぺいしているかのような報道だけではなく、

最悪の事態はこうなる、という提示もそろそろ必要なのではないだろうか？




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